近年、キャッシュレス決済がますます普及し
その需要に応えるために事業者や小売業者はキャッシュレス決済端末の導入を検討しています。
しかし、数多くのメーカーやモデルが存在し、どれを選ぶべきか迷ってしまうこともあると思います。
そこで、僕がキャッシュレス決済端末を選ぶ際に注目したポイントとおすすめのモデルについて
ご紹介したいと思います(*^^*)
キャッシュレス導入に至った経緯
元々、月額利用料や手数料が嫌だなと思ってて導入するつもりは無かったのですが
お客様からキャッシュレスは対応してますか?との質問が数件あったので導入することにしました。
某CMでもありましたが
カード使えますか?
ウチは現金だけなんです。
じゃあ、いいです~
利用料だの手数料だの、仕事がこなければ会社の存続に関わることなので背に腹は代えられません。
僕は機会損失を無くそうと思いました。
直接断られたことは無いですが、業者選定の時点で「キャッシュレス対応業者」と「非対応業者」では
選択肢から消える可能性は十分にあると思っています。
実際に2014年に行われた調査でも明らかになってます。
Square調査、カード決済非対応が店舗経営の機会損失につながることを明らかに
Square株式会社(所在地:東京都港区、代表:水野博商、カタカナ表記:スクエア)は、全国のクレジットカード保有者を対象に「クレジットカード非対応がもたらす機会損失に関する調査2014」(※)を実施しました。この調査から、クレジットカード決済に対応していないお店は、ひと月に1回以上クレジットカードを使う潜在顧客の21%の来店機会を失っているということが分かりました。ひと月に1回以上クレジットカードを使う成人(全体の87.1%)は、18%が事前にお店のクレジットカード対応の有無を確認し、使えない場合はクレジットカードの使える別のお店を選んだ経験がありました。さらに3%の人は、カードが使えないと知らずにお店に入ったものの、その後は二度と来店しないか、来店回数が減ると回答しており、クレジットカードに対応していないことは店舗経営に大きな機会損失をもたらしていることが明らかになりました。
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キャッシュレス端末に求めたもの
- 零細企業なので月額費用をとにかく安く抑えたかった
- レシートの代わりに手書きの領収書を発行していたので、プリンター内蔵の機種
この2点で自分に合ったものを探していると、当時はスクエアくらいしか合ったものがなく、たまたま買い物に行ったコス〇コで本体が安売りしてました(*ノωノ)
導入した翌月くらに楽天ターミナルも登場しました(゚Д゚;)
キャッシュレス決済とは
説明不要だと思いますが。
- クレジットカード/デビットカード決済
- QRコード決済(PayPay等)
- 電子マネー決済(Suica等)
apple PayやGoogle Payに複数のカード情報を登録できるようになっているので
財布を忘れてもスマホさえあれが支払いができる時代です。
2022年のキャッシュレス決済比率
経済産業省
グラフを見て分かる通り右肩上がりですね(゚Д゚;)
NIRA総合研究開発機構「キャッシュレス決済実態調査2023」によるとキャッシュレス決済が過半数を占めてました。
●個人の消費支出額におけるキャッシュレス決済の比率は70.6%であった。
●最も多いキャッシュレス決済の手段はクレジットカードで41.1%。次いで口座引き落とし(10.0%)、QRコード・バーコード決済(8.1%)となっている。
●世帯の所得が高いほど、キャッシュレス決済比率は若干高くなる傾向にある。
●5年前の同調査と比べると、キャッシュレス決済比率は19.3%ポイント増加した。
●5年前との比較の内訳は、クレジットカードでの支払いが10.1%ポイント増加、QRコード・バーコード決済およびタッチ決済の合計が8.6%ポイント増加、キャッシュカードでの振込が0.5%ポイント増加となっている。一方、口座引き落としは0.3%ポイント減少した。
●各支払手段の利用について年齢階層別にみると、クレジットカードを利用する人の割合は18~29歳が若干少ない。一方、QRコード・バーコード決済の利用は若い人ほど多い。
●支払時に利用したい手段は、クレジットカードが最も多く40%、次いでQRコード・バーコード決済が25%、現金は19%である。
NIRA総合研究開発機構
これだけ数字で出てるわけなので導入しない手はないでしょう。
各社キャッシュレス端末の比較
▼Airペイは0円でiPadとカードリーダーが貸与されるキャンペーン中▼
▼条件達成でキャッシュレス端末0円導入▼
▼安心の最短翌日入金、スクエアターミナルを導入▼
楽天ペイ ターミナル
商品 | 特徴 | 価格 |
---|---|---|
楽天ポイントが使える・貯まる※要申込み モバイル通信が可能 レシート発行可 振込手数料 330円/回※楽天銀行宛は無料 | ¥38,280-(税込み) |
PayCAS Mobile
商品 | 特徴 | 価格 |
---|---|---|
QRコード決済の種類が豊富 レシート発行可 決済手数料が安い※プランによる 端末代が高い | ¥86,680-(税込み) ※キャンペーン適用で0円 |
スマレジ PAYGATE
商品 | 特徴 | 価格 |
---|---|---|
QRコード決済の種類が豊富 カード決済2.9%~・QR決済2.0%~ 月額¥3,300-(税込み) 振込手数料は加盟店負担 | ¥30,800-(税込み) ※キャンペーン適用で0円 |
stera pack
商品 | 特徴 | 価格 |
---|---|---|
Visa、Mastercard決済手数料2.7%※スタンダードプラン QRコード決済の種類が豊富 月額¥3,300-(税込み)※14カ月目以降から 持ち運べる大きさではない | 0円 |
1. 目的に合った機能の選定
まず、どのような機能が必要かを考えることが重要です。
店舗の規模や業種によって求められる機能は異なります。
例えば、小規模な店舗であればシンプルな決済機能が重要かもしれませんが
大規模な店舗では在庫管理や顧客情報の取得機能も考慮する必要があります。
2. 利用料金や手数料の比較
各キャッシュレス決済端末には利用料金や手数料が発生します。
これらの費用を比較検討し、自身の事業モデルに合った端末を選ぶことが経済的にも重要です。
特に長期的な視点で見ると、手数料の差が大きな影響を与えることがありますので注意が必要です。
3. 信頼性とセキュリティ
取引の信頼性とセキュリティも検討事項です。
信頼性が低い端末を使用すると、顧客の不満や取引トラブルが発生する可能性があります。
また、セキュリティ対策が不十分な端末は悪意ある攻撃のリスクが高まりますので
安全性の高い端末を選ぶことが重要です。
最後に
キャッシュレス決済端末の選定は事業者にとって重要な決断となります。
上記のポイントを考慮し、自身の事業ニーズに最適な端末を選ぶことで、円滑なキャッシュレス決済の導入が可能です。
IT導入補助金や小規模事業者持続化補助金などを活用して導入しましょう♪