皆さま、こんにちは!シーテックリサーチ廣田です(^_^)v
前回の記事をまだ読んでない方は、コチラを先に読んでくださいね♪
では、本題にヾ(≧▽≦)ノ
ドレンパンってなに?
ドレンパンを取り外す業者は全体の10%程度
「ドレンパン」とはエアコン吹き出し口の部品で
結露水を受け止める皿の役割があります。
ドレンパンを外した方がいい理由は?
夏場は冷房で熱交換器が結露して
水溜まりになるので、カビが発生し易い部品です。(>_<)
少し話は変わりますが、大切なことなので…
ホームセンターなどで売っている「エアコン洗浄スプレー」を使用したことがある方は
使ったことない方に比べると余計にカビが発生します。
スプレーだと洗浄圧が足りず、汚れが落とし切れないのと、熱交換器の汚れが中途半端に
ドレンパンに溜まり逆効果になります。
濡らしてはいけない部品にかけてしまうと、ショートして故障したり
最悪の場合、火災の原因になりますので、絶対に使わないで下さいm(__)m
では、話を戻しましょう(^^;
上の写真2枚は初めてのエアコンクリーニングで、使用歴5年以上の物です。
左側は特にカビが凄いですね(´;ω;`)
ドレンパンを外さずに洗浄すると?
2013年式で2018年に他社で1度、簡易分解クリーニング済み
左は上側から撮影、右側は内側から撮影
発泡スチロールの手前と奥側で汚れ具合が違うのが分かると思います。
中心は、熱交換器が乗っかっているのでわりと綺麗ですが
奥側は熱交換器が邪魔して高圧でも届かない場合があるので、汚れが残ります。
3年前にクリーニングしてるのにカビ凄くないですか?
内部には送風ファンかあるので、スペースの問題で
内側には、ある程度しか高圧を掛けれないんです( ;∀;)
外す業者の割合が少ない理由は?
各業者さんの方針だったり技術、向上心などバラバラです。
外せるけどやらない人や外し方が分からない人、そもそも外せるのを知らない人など…
さすがに、外せることを知らない業者はいないと思いますが(;^ω^)
外した方がキレイになるのに、残念ながら
ドレンパンを外す業者さんは、全国的に少ないようです。
※設置状況やメーカー、機種によっては、取り外せない場合があります。
香川県でドレンパンを外してくれる業者さんは少ないと思います。(;’∀’)
富士通、東芝、ダイキン、日立(一部)は背板とドレンパンが
一体型のため、取り外しが不可になります。
この場合、別の方法で分解ができます
送風ファンってなに?
文字通り風を送ってくれるファンです(*^^*)
ラインフローファンやクロスフローファンとメーカーごとに
呼び名が変わるので、分かり易く当店では送風ファンと呼んでいます。
写真を見て頂くと、ふき取った跡があります。
これは、お客様がご自身で掃除をしようとした頑張り痕です(>_<)
右側の写真は、ドレンパンと送風ファンを取り外して撮影したものです。
吹き出し口から見えている部分は、一部なのでキレイになったと思っても
意外と奥側って深いんです(;’∀’)
背板は湾曲しているので松〇棒などでは、掃除しきれません。
前側には左右風向きルーバーがある為、ハンディワイパーも入りづらく
無理に押し込んで掃除した場合、ルーバーの破損にも繋がります。
前回、「水圧でファンを回すとダメなの?」で紹介しましたが
熱交換器に付着した黒い点が、遠心力で飛んできたカビやホコリの塊になります。
今のところ僕はあまり当たって無いようですが、格安業者がよくぶん回してるようなので
全国的によくある話です(>_<)
すべての方がファン抜きを選択するわけでは無いのでもしかすると、当たってたのかな。。。
内側が汚れると、「ファン抜き」か「壁掛け完全分解」で
洗浄しないと汚れを落とせなくなってしまいます。
安く済まそうと格安業者に依頼したのに、却って高くつくハメになります。
ただ、送風ファンまで外してくれる業者さんは、香川県でも数社しかないと思います。。。
壁掛け完全分解ってなに?
壁掛け完全分解とは、別名「背抜き」と呼ばれており
富士通、ダイキン、東芝は、ドレンパンと背板が一体型になっているので
背板から抜く(外す)ので、背抜きと呼ばれるらしいです(*^^*)
他メーカーとは違い、壁掛けの状態から取り外せる部品を全て外して
熱交換器のみにして洗浄できます(o^^o)
※富士通とダイキン(一部)は背抜きをしないと、送風ファンが取り外せません。
壁掛け完全分解に対応している業者さんは全国的で1%以下
と言われており、とても少ないです。
香川県だと壁掛け完全分解に対応している業者さんは殆どいないと思います(;^ω^)
何故そこまで分解するのか?
ドレンパンが単体で取り外せないのと、一部の機種は、送風ファン単体で
取り外せないので、洗えない部分があります。
しっかり洗浄する場合は、背抜きしか選択肢が無くなってしまいます(T_T)
※取り外し業者は別です。
裏話は、これにて終了です(^o^)ノシ
最後まで読んでいただいた方!本当にありがとうございましたm(__)m
前回の記事はコチラ